社内SEノウハウ

Windows Live Mail → Outlook2019 移行

こんにちはー!

先日パソコン更新したんですけど、こんなことがありました

ユーザ

メールが使えないんだけど…

それはおかしい…と思ってよーく話を聞いていると、どうやら

WindowsLiveMailを使ってた

るらる

おいおい…とっくにサポート切れてますがな…

念のため確認すると、2017年1月10日にサポート終了となってました

あぁ恐ろしい…

というか、ユーザは自分が何のソフトを使ってるのかすら気にしてません

でした

るらる

メールソフトって何を使われてました?

ユーザ

え?わかんない…何使ってたんだっけ?

自分でわかって使ってないんかーい!というツッコミは抑えつつも

データ復旧方法を調査して、無事移行できたので下記にまとめておきます

<環境>

  • 移行元:WindowsLiveMail2012
  • 移行後:Outlook2019
  • 利用ツール:MailStore Home

※MailStore Homeは、様々なメールソフトのメールをバックアップし、

 高速に全文検索・閲覧できるソフト。

<注意>

 WindowsLiveMailには、もともとOutlookへのデータ変換機能があるが

 変換途中でエラーとなり失敗する確率が高いので推奨しない

<移行手順>

メールデータ

①MailStore Homeをネットからダウンロードしてインストール

 インストール先:窓の杜

②MailStore Homeを起動し、「Eメールのアーカイブ」を選択

 →「EMLファイルおよびMSGファイル」を選択

③Windows Live Mailのフォルダを指定

 デフォルト:%LOCALAPPDATA%\Microsoft\Windows Live Mail

④プロファイル一覧に追加されたら、「現在のステータス」欄にある

 「実行」ボタンを選択

 LiveMailのデータ変換が始まり、MailStore Home内に取り込まれる

 ※データ量にもよるが、1~2時間程度かかる

⑤変換完了後、「Eメールのエクスポート」を選択

 →Microsoft Outlook PSTファイルを選択

 →エクスポートしたいフォルダを選択可能となるが、基本的に全てを

  対象としておけば問題ない

⑥Microsoft Outlookにエクスポート画面で、

 「Eメールを新規または既存のPSTファイルにエクスポート」を選択

 ※EメールをローカルのOutlookにエクスポートしてしまうと、

  古いPCのOutlookに直接データが移行されてしまうため選択しないこと

⑦④のように実行ボタンを選択し、PSTファイルを出力する

 おおよそ④の時と同程度の時間がかかる

⑧出力したファイルを新PCへコピー

⑨新PCのOutlookにインポートして、メールデータを確認して終了

ここまででメールデータの移行は完了

連絡先

 WindowsLiveMailを起動してCSV形式でエクスポート後、

 Outlook側でインポートしてあげればOK

無事WindowsLiveMailからOutlook2019への移行ができました

いやー本当にできてよかったです

アイコン名を入力

LiveMailなんてとっくに保守も終わってて見たことすらなかったのに…

もうこんな機会ないといいなぁ…